爪水虫を自分で治す方法と2017年最新市販薬の効果

 

もし爪水虫になってしまったら病院に通うしか方法がないの?いいえ、そんなことありません!爪水虫は市販薬を使って自分で治すことができますよ。2017年時点で爪水虫に効果のある最新の爪水虫薬があるんです。爪水虫を自分で治す方法と2017年最新の効果ある爪水虫市販薬をご紹介します。

 

爪水虫の原因・白癬菌と症状

爪水虫の原因・白癬菌とは

爪水虫の原因は白癬菌と呼ばれるカビ。このカビ、実はどこにでもいるありふれた菌なんです。皮膚や髪・爪などに存在するタンパク質を餌にして感染します。足の指に感染すると「水虫」、爪に感染すると「爪水虫」と呼ばれます。10人に1人が爪水虫があると言われており、多くの人を悩ませているのです。

爪水虫の症状

爪水虫は水虫と違って痒みや痛みがほとんどない病気です。そのため症状に気がついた時には爪水虫が進行しており、治療を遅らせる原因となってしまいます。

出典:https://homepage1.nifty.com/ysh/a024.htm

爪水虫の初期症状は、爪の先端が白く濁るところから始まります。徐々に爪の色が透明から白または黄色へ変化していきます。白癬菌は爪と皮膚の間から入り込んでくるため、爪の端の方から変色が始まります。

出典:https://senjukaihomepage.web.fc2.com/newpage-h-5.html

さらに症状が進行してくると、今度は爪が厚くなってきます。また爪の表面がぼこぼこしたり白い筋が何本も入ったりします。この状態になると爪を切る時に切りにくさを感じたりするため、自分でも気がつくことが多くなります。

 

出典:https://www.mai-skincl.com/mycosis1/

重症になると、爪がもろくなり表面がぼろぼろと崩れ、爪の形が変形してしまいます。この状態になると痛みが生じることが多いため生活に支障をきたすようになります。治療にも時間がかかってしまいます。

爪水虫は家族にも簡単に移ってしまう病気です。早めに治療を開始し、周りの人に移さないよう注意することが重要です。

爪水虫の治療法

爪水虫の治療法としては3つあります。

  1. 病院に通院して治療する
  2. 民間療法を取り入れる
  3. 市販薬を使用し自宅で治療する

という方法です。爪水虫は自然治癒することはありません。必ずなんらかの対処をして完治を目指しましょう。

1.爪水虫の病院での治療方法

爪水虫かな?そう思ったら、まずは皮膚科に受診し爪水虫だと診断をしてもらいましょう。特に爪水虫の初期症状の場合見ただけではなかなか判断できないこともあります。顕微鏡検査を行い確定診断をしてもらうことで、爪水虫にあった対処を行うことができます。

病院で治療を行う際は、以下の3つの治療方法があります。

 

①飲み薬で治す

爪水虫の病院での治療方法として最も主流なのが内服薬治療です。現在「ラミシール」と「イトリゾール」という2つの内服薬があります。

ラミシールの内服方法は、1日1回、1回1錠を6か月ほど飲み続けます。一方でイトリゾールはまず1週間連続して内服し、その後3週間休むということを3回繰り返します。パルス療法という方法です。

 

内服薬治療を行う際は必ず採血をして血液データのチェックを行うことになります。それは内服薬の副作用として肝機能へ影響を及ぼすことがあるからです。そのため、肝機能障害がある方や多剤併用している方、高齢者や妊娠している方は内服治療を行えことがあります。

 

内服治療を行う際は医師の指示通り内服を継続するということが重要です。白癬菌が死滅し爪が生え変わるまで、少なくとも6か月間は通院しましょう。途中で自己判断により内服を中断したり、病院に通うことが難しくなって内服できなくなってしまうと、白癬菌を死滅させることが出来ず、爪水虫を完治することはできないので注意しましょう。

 

②塗り薬で治す

内服薬での治療が一般的ですが、諸事情により内服ができない場合は塗り薬での治療を進めることとなります。2017年現在、日本国内では「クレナフィン」「ルコナック」という2つの塗り薬の処方が認められています。実はこれらの塗り薬は2014年以降に保険適応となり処方開始された新しい薬です。どちらの薬も肝機能障害がある方や妊娠中の方も使用することが出来ます。

 

塗り薬の場合も内服薬と同様、医師の指示通り白癬菌が死滅し新しい爪が生え変わり完治するまで塗り続ける必要があります。

クレナフィンの場合、48週間治療を行った場合の完全治癒率は約18%、ルコナックでは約15%という治験データがあります。つまり通院し続けて塗り薬での治療を行っても完治しない場合もあるということです。まだ新薬が出たばかりの爪水虫塗り薬ですので、今後に期待というところでしょうか。

 

③レーザーで治す

内服薬や塗り薬以外に、レーザー治療を行うという方法もあります。1回のレーザー照射などにかかる時間は短く、また比較的治療効果が高いのが特徴です。しかしこちらは自費治療となるため、高額負担になるということがデメリットとなります。

 

2.爪水虫を自分で治す!民間療法とその効果

爪水虫の治療方法として、様々な民間療法が出回っています。果たしてそれらは爪水虫を完治させるための効果があるのでしょうか。

代表的な3つの民間療法について調べてみました。

爪水虫 自分で治す①オロナイン

出典:https://www.otsuka.co.jp/ohn/

オロナインは大塚製薬から販売されている家庭用の皮膚用抗菌軟膏剤です。どこの家庭でも1つは常備されているお馴染みのお薬ですね。

効能・効果は

「にきび・やけど・ひび・しもやけ・水虫(じゅくじゅくしていないもの)・たむし・いんきん・しらくも」

と記載されています。白癬菌が足に感染すると水虫、股に感染するといんきんたむし、髪の毛に感染するとしらくもと呼ばれます。オロナインの有効成が「クロルヘキシジングルコン酸塩液」と呼ばれる医療用殺菌薬ですので、この成分が白癬菌などの真菌を殺菌して効果を発揮するお薬のようです。

 

では爪水虫への効果はどうでしょうか。

水虫やいんきんたむし、しらくもは皮膚表面や角質層に白癬菌が感染した症状です。その一方、爪水虫は硬い爪の内側に白癬菌が入り込んで感染している状態のこと。

つまりオロナインをただ表面から塗るだけでは効果は薄く、自分で爪水虫を直すことは難しいと思われます。

ただ、もしかして爪水虫になったかも?という初期症状のタイミングであればオロナインを塗って様子をみてみるというのはありかもしれません。その際は患部を清潔にしてから爪と皮膚の間からオロナインを塗りこむようにして、少しでもオロナインが爪の中の爪水虫に届きやすいように工夫をしてみるとよいでしょう。

 

爪水虫 自分で治す②重曹

出典:https://www.live-science.com/honkan/partner/bicarbonate.html

重曹は炭酸水素ナトリウムのことで、水に溶かすとアルカリ性になることが特徴です。よく掃除の際に重曹を使用すると良いと言われるのは、酸化した油汚れなどに吹き掛けると、酸性の汚れとアルカリ性の重曹が中和し、油汚れがきれいに浮き上がるからです。

これと同じ原理で、重曹を使って皮膚表面の角質層を取り除くことが出来ます

皮膚表面も弱酸性の状態です。そこにアルカリ性の重曹を吹き掛けることで互いに中和し合い、頑固にこびりついた皮膚の角質層をはがしてくれるのです。

重曹を使ったからといって爪水虫を自分で治すことができるわけではありませんが、普段の爪水虫治療に重曹を取りいれることで、さらに治療効果をあげることができるでしょう。

  • 角質除去に効果的な重曹ペーストの作り方

・重曹大さじ1に対して水小さじ1を少しずつ混ぜてなめらかなペーストにします。このペーストを爪水虫の幹部付近によく刷り込み、少しおいてからしっかりと洗い流します。

重曹は水に溶かすことでアルカリ性となり、角質除去に効果を発揮します。必ず水に溶かして使用しましょう。

また、古い角質だけでなく、新しく皮膚にとって必要な角質まで落としてしまうことのないよう、重層をつけっぱなしにしないよう注意しましょう。

 

爪水虫 自分で治す③酢

「酢を薄めた水の中では白癬菌が育たない」「白癬菌を40度の酢に20分浸すと死滅する」と学会で実証されたことにより、爪水虫の民間療法の一つとしてお酢を使う方法が広まりました。

その方法は以下の通りです。

  1. 足が入る洗面器などの容器に38~42度のぬるま湯と酢を10:1の割合でまぜる。
  2. お湯に足を入れ、10~30分ほどつける。
  3. 洗い流さずにタオルでふき取る。

これを2か月ほど続けるという方法です。

しかしこの方法も皮膚表面や角質層の白癬菌に対してはある程度の効果をもたらすかと思いますが、爪の中の白癬菌にまで殺菌効果があるかどうかは疑問なところです。

こちらも爪水虫治療と並行して行うことで治療効果を上げることができる程度ととらえた方がよいでしょう。

 

3.爪水虫を自分で治す!2017年最新の市販薬に効果あり!

爪水虫の治療方法の3つ目として、市販薬の爪水虫専用薬を使用して自分で治すという方法があります。病院に継続して通うことが難しい方や、病院で治療したけれどなかなか治療効果がみえなかったという方にお勧めの方法です。

かつては爪水虫専用の市販薬が販売されていなかったため、爪水虫治療を自分で行うことは難しいと言われていました。しかし最新の薬では爪水虫に特化した有効成分や浸透技術が発展し、通院せずとも自分で爪水虫を治すことができるようになってきています。

今注目されている2017年最新の爪水虫市販薬を紹介します。

①クリアネイルショット

今現在販売されている爪水虫市販薬の中で最新の塗り薬が、(株)北の達人コーポレーションの「クリアネイルショット」です。2016年に販売開始されてからまだ間もないにも関わらず、すでに81%の人が変化を実感しており、口コミでの評判もいいようです。

特徴は“浸透力特化型製法”で開発された、爪に住み着く白癬菌への浸透力。水虫の塗り薬では硬い爪を通り抜けることができず、爪の硬いタンパクに感染した白癬菌まで薬効を届けることができませんでした。

その点クリアネイルショットは爪の表面に親油性があるということに着目し、有用成分をオイルでコーティング。そのため有効成分が硬い爪も浸透し、奥深くの白癬菌にまで届くのです。

クリアネイルショットの有効成分は竹酢液です。竹酢液は竹炭を作るときに出る煙を冷却し、液体にした竹のエキスの濃縮のこと。酢酸、アルコール類、フェノール類などの200種類以上の様々な成分が入っています。

中でも酢酸は皮膚の角質を柔らかくして、引き締る働きがあり、水虫や湿疹などに対しても効果が認められています。

利用方法はとても簡単です。きれいに洗ってよく乾かした患部に1日1回クリアネイルショットを塗りこむだけ。ポイントは爪と指の間からもしっかりと塗りこむということ。早い方では2週間で変化を実感してくるそうですよ。

そしてクリアネイルショットをお勧めする一番の理由が「全額返品保証制度」があるということ。初回購入の場合に限り、購入後25日以内であれば使用後の商品の全額が返金されます。

このサービスは爪水虫の市販薬としてはこの製品だけ。病院での治療がなかなか難しいという方にとっては市販薬を気軽に試してみようと思えるよい製品です。

②Dr.G‘sクリアネイル

新薬ではありませんが、つい2年ほど前に主成分が改良されたばかりなのが株式会社ネステックジャパンの「DrG‘sクリアネイル」です。ネイルサロンで「グリーンネイル」対策によいと口コミで広まりました。10年近く前から販売されていますが、楽天の口コミレビューでも3.77と高評価で長年愛用されている製品です。(2017年5月時点)

2年前に主成分が白癬菌に直接働きかける「トルフナート」という成分へ変更されました。このことでさらに爪水虫への効果を実感する方が増えるでしょう。

使用方法はクリアネイルショットと同様、お風呂上りなどの皮膚が柔らかくなっている時に爪の甘皮など全体によく塗って乾かします。簡単に副作用なく使えるため、長期に渡る治療を続けやすくなりますね。

塗り薬で爪水虫を完治するための5つの習慣

塗り薬で爪水虫の完治を目指すためには、まず毎日正しく薬を塗り続けることが重要です。それに加えて、日々の生活習慣を少し気をつけてみるだけで治療効果はさらに上がります。

爪水虫を治すために、そして周りの人にうつさないために、どのような点に注意すればよいでしょうか。5つのポイントにまとめてみました。

1、毎日足を洗って清潔に!

爪水虫の原因菌は、白癬菌というカビです。このカビは皮膚に付着しただけの状態であれば簡単に洗い流すことができます。しかし付着したまま24時間以上経過してしまうと徐々に白癬菌が足の角質層に侵入し、水虫を発症してしまうのです。

爪水虫を悪化させないために、そして周りの人にうつさないために、体に付着した白癬菌を毎日きれいに洗い流しましょう。また、足を洗う際はごしごしと力任せに洗って傷付けないようにしましょう。傷口から白癬菌が侵入してしまうと皮膚に付着してから12時間ほどで角質へ侵入してしまうこともあるからです。

2、毎日同じ靴を履かない!

白癬菌は湿度が高い場所を好みます。そのため、湿った靴の中は白癬菌がとても活性化しやすい場所です。その一方で、乾燥した場所では活動が衰退します。

1日履いた靴の中はじめっと湿り、まさに白癬菌が大好きな場所。そのため、靴を履いた後は必ず1日以上おいて完全に乾燥させるようにしましょう。

また女性の場合、つま先が詰まりやすいハイヒールや靴の中が蒸れやすいブーツなどは要注意です。サンダルや通気性のよい靴を履いたり、5本指靴下を利用したりすることで患部を乾燥させるように心がけましょう。

3、バスマットはこまめに洗おう!

素足で踏むことが多く、また湿っていることが多いバスマットは白癬菌の温床です。バスマットは必ず毎回使用後洗うようにし、また爪水虫の方は自分専用のバスマットを用意するようにしましょう。

4、公共施設のスリッパやサンダルに注意!

不特定多数の人が利用する公共施設や病院・飲食店などのスリッパやマット、サンダルなどには白癬菌がいる可能性大です。使用しないのが一番ですが、なかなかそうはいきません。靴下を履いていたとしても繊維の網目から簡単に白癬菌は皮膚に付着してしまうため安心はできません。

そのような場合は帰宅後に必ず足を洗うようにしましょう。白癬菌が角質層に入りこんでしまう前に綺麗に洗い流してしまうことが重要です。可能な場合は自分専用のスリッパなどを利用するなどしましょう。

5、部屋の掃除をこまめにしよう!

爪水虫の人が素足で歩いた場合、部屋の床には白癬菌が沢山付着しています。歩いた場所すべてが感染経路となるのです。また、人間の垢や髪の毛などは白癬菌の栄養源となります。そのため、毎日こまめに部屋の掃除をするようにしましょう。

重症・末期の爪水虫を自分で治す方法はある?

爪水虫の症状を放置したことで重症化してしまった・・・そんな場合は必ず皮膚科を受診し治療を開始してください。重症化し末期になると爪がぼろぼろと崩れたり爪が変形してしまって痛みを伴います。歩行困難になったり日常生活に支障が出てしまうこともあるのです。

病院での治療をある程度行い症状が軽減してきた場合には、上記で紹介したような方法で爪水虫を自分で治すことも可能となってきます。

また民間療法として紹介した重曹やお酢を使用した患部を清潔にする方法や、日々気を付けるべき5つの習慣は治療と並行して行うことで治療効果を上げると考えられます。積極的にとりいれていくとよいでしょう。

病院に通院し続けることが難しい場合、自宅で爪水虫専用の市販薬塗り薬を使用して経過を見るという方法がとても効果的かと思います。長期間の治療となるため、数か月は継続して使用し爪の変化を見ていきましょう。

まとめ

日本人の多くを悩ます爪水虫。恥ずかしくてなかなか周りに相談できなかったり病院に行けなかった方もいらっしゃるかと思います。

しかし、市販薬の塗り薬を使用したり、民間療法や日々の習慣を上手に生活に取り入れすることで自分で爪水虫の治療ができる時代です。爪水虫は長期にわたって治療を要しますが、必ず治る病気です。

新薬もどんどん良いものが登場してきています。諦めることなく治療を継続して、きれいな足元を目指しましょう!